2017/12/22 17:19
インドのシンギ・タラブという前期旧石器時代の遺跡にてアシュール期の人々が集めた2.5cm以下の水晶が
6個ほど発掘されています。 それらの水晶は分析の結果別々の産地のものであることが確認され、意識をもって
採集されたものと判断されます。 アシュール期は10万年以上前ですので最初の鉱物コレクターと言えます。
ホモサピエンスではマドレーヌ文化(17000~12000年前)で水晶に高い関心があったことが解っています。
現生人類では最初のコレクターのようです。 《石器時代文明の驚異 リチャード・ラジリー著》参照