2017/12/24 17:01

笙の笛の振動版は乾きすぎたり濡れすぎたりするといい音が出なくなるため、その防止策として孔雀石の白っぽい部分を

粉にして附けています。 古代は葦を振動版に使うことが多かったが今は銅の合金のようです。 当店の孔雀石の原石を

買って行った楽器工房の職人が、和楽器の第一人者にいい孔雀石をするとトローと片栗粉を水で溶いたようになる言われ

ていたが いくらやってもならなかったが 今回まさにそうなったとまた買いに来てくれました。 社長以下みな興奮したそうです。

 普通販売されているものは、樹脂を含浸処理やコーティングしたりしているためトローとならなかったのだと思いますが

どうなんでしょうか。  また振動版に孔雀石をぬっている話を鉱物学者にしたら病気の伝染を防ぐために孔雀石を使って

いるのではと言っておりました。